著者: Shoichiro Tajuta / 最終更新: 2026-06-14

ドキュメントポータル 編集者ガイド

サマリ: このガイドは、ラシーナの社内ドキュメントポータル(docs.shijuku-fs.org)に記事を投稿したい方向けの案内です。専用アプリ(Obsidian)と AI チャットプラグイン(Claudian)を使えば、コマンドラインの知識がなくても記事を書いて公開できます。初回のみ管理者のサポートが必要ですが、それ以降は自分ひとりで完結できます。


目次

  1. このポータルとは
  2. 全体の仕組み
  3. 読者と編集者のちがい
  4. 編集者の作業の流れ
  5. 編集者になるための準備
  6. 記事の書き方
  7. 記事の公開方法
  8. 記事を書くときのルール

このポータルとは

docs.shijuku-fs.org は、志塾フリースクールラシーナのスタッフ向け情報共有サイトです。マニュアル、ガイドライン、ノウハウ集など、スタッフ全員で共有したい情報をまとめています。

閲覧には @shijuku-fs.org の Google アカウントでのログインが必要です。外部の方は閲覧できません。


全体の仕組み

このポータルは、複数の編集者がそれぞれのパソコンで記事を書き、/publish コマンドで一か所(GitHub)に集約することで成り立っています。

flowchart LR
    subgraph pcA["💻 編集者Aのパソコン"]
        vaultA["Obsidian<br/>(記事を書く)"]
    end

    subgraph pcB["💻 編集者Bのパソコン"]
        vaultB["Obsidian<br/>(記事を書く)"]
    end

    repo[("☁️ GitHub<br/>lacina-portal<br/>記事の集積場所")]

    build["⚡ Cloudflare Pages<br/>自動ビルド"]

    site["🌐 docs.shijuku-fs.org"]

    readers(["👀 スタッフ(読者)<br/>Google ログインで閲覧"])

    vaultA <-->|"/publish"| repo
    vaultB <-->|"/publish"| repo
    repo -->|"push のたびに自動起動"| build
    build --> site
    site --> readers

/publish は双方向のやり取りを行います:

  • 送る方向(→): 自分が書いた記事を GitHub にアップロードし、サイトに反映する
  • 受け取る方向(←): 他の編集者が追加・修正した最新の記事を、自分の Obsidian に取り込む

読者と編集者のちがい

役割できること必要なもの
読者サイトの記事を閲覧する@shijuku-fs.org アカウントのみ
編集者記事を書いてサイトに公開するObsidian + Claudian プラグイン + 初回セットアップ

現在このポータルを読めているなら、すでに読者としてのアクセス権はあります。記事を書きたい場合は、次のセクションを読んで編集者として参加してください。


編集者の作業の流れ

セットアップが完了したあとの日常的な流れは、以下の3ステップだけです。

① Obsidian でノートを書く
       ↓
② ノートの先頭に「publish: true」を追加する
       ↓
③ Claudian のチャットに「/publish」と入力する
       ↓
   数分後に docs.shijuku-fs.org に反映される

「Claudian」は Obsidian の中で使える AI チャット機能です。チャット欄に /publish と入力するだけで、記事の公開作業をすべて自動で行ってくれます。


編集者になるための準備

初回のみ、以下のセットアップが必要です。技術的な部分は管理者(田重田)がサポートします。

必要なもの

  • Mac または Windows のパソコン(スマートフォンは不可)
  • インターネット接続
  • @shijuku-fs.org の Google アカウント
  • GitHub アカウント(無料)
  • Claude Team プランのライセンス(田重田が割り当てます。まだの方は連絡してください)

セットアップ手順の概要

ステップ内容担当
1Git をインストールする自分
2Claude Code をインストールし claude login で認証する自分(ターミナルで1行のみ)
3Obsidian をインストールし、Claudian プラグインを設定する自分
4GitHub アカウント作成・lacina-portal クローン・/portal-setup 実行ほぼ自分(GitHub 招待のみ管理者)

セットアップの詳細は以下のガイドを順番に参照してください:① Git 導入ガイド② Claude Code 導入ガイド③ Obsidian・Claudian 導入ガイド④ lacina-portal 導入ガイド


記事の書き方

どこに書くか

Obsidian の左パネルに表示されているフォルダから、「公開用ドキュメント」 フォルダを探してください。(なければ作ってください)このフォルダの中に記事を作成します。

サブフォルダを使ってカテゴリ分けすることもできます。例:

公開用ドキュメント/
└── ガイド/
    └── (あなたの記事).md

記事のフォーマット

記事の最初に、以下のブロックを必ず入れてください。これを「frontmatter(フロントマター)」と呼びます。

---
date: 2026-05-03
tags: [ガイド]
status: active
author: 田重田勝一郎
publish: true
---
  • date:記事を書いた日付
  • tags:記事のカテゴリ(自由に設定)
  • statusdraft(下書き)または active(完成)
  • publish: true:この行があるときだけ公開されます。下書きのうちは publish: true を外しておいてください

記事の本文

Markdown 形式で書きます。Obsidian の画面右上にあるプレビューボタンで、公開後の見た目を確認できます。

見出しは #(大見出し)、##(中見出し)、###(小見出し)で作れます。


記事の公開方法

記事が書けたら、Claudian のチャット欄(画面右端のパネル)に以下と入力してください:

/publish

入力すると、Claudian が以下を自動で行います:

  1. 他の編集者の最新変更を取り込む:ポータルに他の編集者が追加・修正した記事があれば、自分の「公開用ドキュメント」フォルダに自動で反映されます
  2. publish: true の記事を検出する
  3. 公開サイト用のリポジトリに記事をコピーする
  4. GitHub にアップロードする
  5. Cloudflare Pages が自動でビルドを開始する

完了メッセージが表示されたら、数分後に https://docs.shijuku-fs.org に反映されます。

反映されない場合: 公開までに最大5分ほどかかることがあります。それ以上待っても反映されない場合は管理者(田重田)にお知らせください。

「競合」と表示された場合: 自分と他の編集者が同じ記事を同時に編集していたとき、まれに「競合(コンフリクト)」が発生することがあります。Claudian が対象ファイルを教えてくれるので、管理者(田重田)に連絡してください。


記事を書くときのルール

このポータルはラシーナのスタッフ全員が読むものです。書くときは以下のルールを守ってください。

✅ 書いてよいもの

  • 業務マニュアル・手順書
  • よくある質問と回答
  • ノウハウ・Tips
  • イベント・事業の記録(個人情報を除く)

❌ 書いてはいけないもの

  • 個人情報:利用者・保護者の氏名・連絡先・相談内容など
  • 機密情報:対外的に非公開の経営数値・契約情報・人事情報
  • 写真・画像:利用者が映っているものは事前に許可が必要

文章のガイドライン

  • IT に詳しくないスタッフも読む前提で、専門用語には説明を添える
  • 見出しが3つ以上になる記事には、冒頭にサマリと目次を入れる
  • 「あとで確認」などの個人メモは入れない
  • 公開前に読み返して、第三者に伝わる内容かを確認する

このガイドに関する質問は田重田(shoichiro.tajuta@shijuku-fs.org)まで。